モロクの酒場で、軽食を食べていたサビクは、何食わぬ顔でレテーナに話しかけた。
「……レテーナ、なんか欲しい物あるか?」
思わぬサビクの発言に、レテーナは疑いの眼差しを向けた。
「どうしたのよ、急に?
何か変な物でも食べた……?」
サビクはふてくされたような表情で、頭をかきながら、「聞くんじゃなかった」と呟いた。
レテーナは理解していた。
おそらくサビクが、近日に迫るレテーナの誕生日を理解していて、そんな話を切り出した事を。
「そうね……ちゃんと仕事をする用心棒が欲しいわ」
そう言って、サビクの反応を楽しんでしまってもよかったのだが、
これ以上サビクをからかっても、それを口実に仕事をサボられる可能性がある。
レテーナは言いかけた言葉を一度飲み込み、一瞬頭の中で言葉を整理した上で、口を開いた。
「そうね……ちょっと気になるものがあるから、今度一緒に買い物付き合ってくれる?」
少し、照れくさそうにレテーナがそう言うと、サビクは優しい笑顔で「しょうがねぇな」と返した。
(後書き)
このブログで非公式に決めたレテーナの誕生日なので、お祝いすべきか悩みましたが、
間を取って、こんな形で簡単なSSにしてみました。
スーパーショートストーリー(SSS)。
オチとかなくてすみません。
二人の関係性を書きたかったんです。
レオンの「僕誕生日ですよ!」アピールははぐらかすくせに、
「誕生日プレゼント買ってやるよ」アピールをはぐらかされるとふてくされるサビクさん。
というワケで、ハッピーバースデー、レテーナでした!

1. レテーナ姉さんハッピーバースデー!!
と、脳内に訊いたら速攻で「ハンドクリーム」と返ってきました。
砂漠は乾燥してるし、台所仕事もするでしょうけど、綺麗な手でいてほしいです。
でも彼女のような人は、態々人にもらわんでも当然の嗜みとして常備してそうだな、
と思うと誕生日プレゼントって選ぶのになかなか苦労するんですよね…
こういう、年下の女性が数枚上手な男女関係好きですジュルリ…(*´p`)
Re:レテーナ姉さんハッピーバースデー!!
この二人の関係性はいつかもう少し掘り下げて書きたい気持ちがあります。
たぶんサビクさんも悩んだ末に「ダメだ、わからん」と本人に聞いてみたんじゃないかな?と思いますw
で、買い物行ったら「新しいおぼんが欲しい」とか言われて「いや、もっと他にないのか……?」みたいになる所まではイメージしています。