「自ら考え、自らの足で歩む事で人は成長してゆく」事を学んでいく。
★癖・口調
施設時代のトラウマから変化には敏感で、必要以上に重い空気や暗いものを避けている。
楽しい空気になるように振る舞っていった結果、必要以上にワガママになってしまった節がある。
(ジェメリー家で甘やかされているのもある)
誰に対してもある程度友好的に接しているように見えるが、常に警戒心は持ち合わせている。
お嬢様ゆえに悪人が近付いてくる事には慣れており、基本的には自分の身は自分で守れるが必要ならばメイドや執事を呼び寄せて対処する。
目の前の状況を見て常識にとらわれない自由な発想をするのがアイリ。
イタズラ好きなのも「こうした方が面白い」と無意識に考えているため。
頭の中で直感的にピタゴラスイッチ出来ちゃう。
Side:Shadowでは「ダイジョーブ(大丈夫)」が口癖。
「タンチョー(単調)」など、カタカナ+「ー(長音符)」を使った台詞がちょくちょくあるが、子供らしい明るさ(本当にわかってるか?と思うようなニュアンス)の表現であり、カタコトではない。
★容姿
茶髪を自身の右側にまとめている。
アルナより身長は高いが平均よりは多少小さいめ。
胸の発育はアルナと比べてはいけない。
ジェメリー家に養女として迎えられた際に貰った腕輪をいつも身につけている。
活発なのでショートパンツなど動きやすいものが好き。
(パーティーなどに参加する際はドレス等も着せられるが日常的には動きやすい方が良い)
身につけている服やアクセサリーはジェメリー家に迎えられてから与えられたもの。
「未来の可能性の姿」では身長は平均以上になった。
胸はスピカより大きくなったかもしれないし、気のせいかもしれない。
医者になった事で豪華な腕輪を身に着けにくくなり、大きな宝石部分を首飾りにアレンジする形で身につけている。
★戦闘能力&武器について
アルナとの連携を前提としているため、攻撃的な大技はアルナに任せ、支援・回復・時間稼ぎや場のかく乱などを担当する。
(攻撃魔法も一応使えるが、アルナには劣っている意識があり、積極的に学んでこなかった)
身体能力は同年代よりも多少優れている程度で、「一般的な学校の、クラスの中で2〜3番目ぐらいに運動出来るが子供なのでプロには遠く及ばない」ぐらいのイメージ。
(運動は好き)
固有の技名はノリノリでつけるタイプと思われるが、設定としては現状存在しない。
超必殺技・秘奥義的な技は魔法空間を展開。範囲内の味方がフィーバータイム的なトンデモ状態になる超すごいバフをかける。
発動中アイリは魔法・奇跡の類が使えず、他人任せになってしまうので自分1人では恩恵は薄い。
杖は力を増幅、発動を安定させるためのものとしているため、なくても魔法(奇跡)は使える。
アイリは左利きで片手で杖を持つ。
(星七号監修済のイラストでは必ず左手片手持ち)
「カリーノポリンR」はゾルダート時代から使っている杖だが、元々はかわいくない普通の杖(マイトスタッフ改)。
ゾルダートを離れてからアルナと一緒にかわいく盛った結果が現在の姿。
未来の可能性の姿で持つ「ルーチェ・フォーリアR」はアルナと一緒にジェメリー家が認めた職人に作ってもらったもの。
デザインはアルナが職人と一緒に考えた(アイリが考えようとしたが上手くまとまらなかった)。
杖は転移魔法で呼び寄せられる。
★食べ物の好き嫌い
ピーチケーキが大好き。
毎日主食がピーチケーキだったらいいのにとすら思っている。
飽きっぽいので同じものをいっぱい食べるより、色んなものをちょっとずつ食べる方が好き。
アルナよりは食べるが、大食いではないので普通ぐらいかも(家の中にいても動き回るのでその分お腹がすいている)。
辛(カラ)いものが苦手。
かなりのお子様舌なのでちょっとした辛味でもオーバーリアクション気味に反応する。
唐辛子、わさび、カラシは全部苦手。
胡椒の辛みはかけすぎなければ平気。
甘口カレー、ハンバーグ、オムライスなど男の子が好きな食べ物が好きな傾向にあるが日頃高級なものをたくさん食べているので食材の違いは言われなくてもわかる。
コーヒー牛乳が好きでお風呂上がりにはこれを飲むのが日課。
ミルクティーも嫌いではないが、日々のティータイムは紅茶よりもお菓子やおしゃべりを楽しんでいる。
牛乳単体ではあまり飲まない。
★ぬいぐるみ集め
好奇心旺盛かつ気まぐれなので趣味はコロコロ変わるが、ぬいぐるみ集めだけは一貫している。
寂しさを埋めるためだったり、かわいいものに囲まれると幸せな気持ちになるからだったり、施設では無縁だった事が出来る嬉しさだったりがきっかけとしてある。
様々なぬいぐるみを集めているが、増える一方で遊んであげないのもかわいそうという気持ちもあるので、最近は購入前に本当に欲しいのかを考える時間を作っている。
(なお、周囲にはあまり理解されていない)
★未来
医者(小児科)になる。
病院の待合室にはアルナが描いた絵本コーナーがあり、それを見たアルナは赤面した模様。
大人になっても子供心がよくわかるため、泣いてる子や頑張った子には飴をあげる用にポリンポーチを身につけている。
かつての自分達のような助けを必要としている子供達のために、自分が出来る事をしようと考えている。
ただしこれは多数ある可能性の1つなので他の未来もあるかもしれない。
なお、12歳時点での将来の夢は考えるたびに変わっていた。
ピアス穴をあけようとしたらルファクに猛反対された過去を持つ。
★誰も知らない
アルナ同様、いわゆる試験管ベビー的な存在。
誕生前後にゾルダート研究所の実験体とされてしまう。
実の両親(優れた頭脳を持つ)は他界している。
(死にゾルダート関係者が関係しているのかは不明)
ゲームでは親の設定は考えていなかった。
Side:Shadow設定では父親は若く他界した名のある天才魔法使い「アルクス・パルトナー」。
(元々別なROの話に考えていたキャラクターだったが誰にも見せず企画倒れにしたので再利用。
アイリと名付けたのはマリアなのでアイリ・パルトナーが本名ではない)
アルクスは誰に対しても気さくな性格だが、自由奔放すぎてぶっ飛んだ行動もよく取る、「型にはまらない天才」。
愛嬌とイタズラ心を欠かさない性格はアルクスとよく似ている。
★デザイン話
目の色はスタッフ内でも揉めており、双子なのに目の色が違うのは実際どうなのか…的な部分も含め議論した結果、
アイリは緑に茶色(共通色)を重ねる形で着地した。
★キャラクターコンセプト
元々アルナと双子の「ちょっと生意気な少年 グライド」として考えていたが、ROに男女ペアのキャラが多いという話から少女に設定見直し。
あとはそのまま他キャラクターのイメージが先にまとまっていたので、空いているポジションに合うキャラクターを作った。
ワガママお嬢様だけど、存在としては支援・回復特化で自分のためではなく、誰かのために行動する事で真価を発揮するようなキャラクターにした。