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アルナ&アイリ誕2019

『もしも明日、世界が終わるなら』

アルナはそんな事が書かれた本を読み、1人で考えていた。
もしも明日、世界が終わるならわたしは何をするのだろう。

……………………

じっと考えてはみるが、答えは浮かばない。

今までお世話になった人にお礼を言ったり、
大好きな食べ物を思う存分食べたり……
色んな選択肢はあるのだが、
残された時間が限られているのなら、何をすべきなのだろう。

「アルナ、何読んでるの?」

後ろからアイリが声をかけてきた。

「もしも明日、世界が終わるなら……?
 う~ん……あたしなら……」

アイリは腕を組み、
いかにも「考えてます」というような姿を見せた後で、
こう言った。

「……考える」

やっぱりアイリでもすぐに答えは
出て来ないのだとアルナは思ったが、
どうやらそうではないらしい。

「もし、そんな状況になったなら、
 アルナといっしょにいっぱい考えるよ。
 どうすれば世界が終わらずに済むのか、ってね」

笑顔でアイリはそう言った。

「ほら、あたし達、天才姉妹なんて言われてるんだから
 2人で考えたら、何か良いアイディアが浮かぶかもしれないでしょ?
 だから、ダイジョーブ♪」

アイリの笑顔はとても頼もしいものだとアルナは感じていた。
この無敵な笑顔がいっしょなら、
少しは世界の風向きも変えられるかもしれない。
そう考えたら、アルナもなんだかおかしくなって
釣られて笑顔になっていた。



(星七号の戯言)
ハッピーバースデー、なっちゃん、りっちゃん。
Side:Shadowで付けたニックネームが地味に気に入ってますw

ちなみに今年のお祝いどうするかは心底悩みました。

スマブラに参戦させる→ルファクでやったし、魔法使い系キャラは難しい
歌を作る→サビクでやったし、連続もなぁ…
ねんどろいど→着ぐるみだから去年とあまり差がつかない


そんなこんなで、彼女らの日常の1ページを書く事にしたワケです。
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プロフィール

HN:
星七号
職業:
ゲーム作ったり話書いたりする人