ルファク誕生日のあたりからやりたい、やりたいと思いながら遅れてしまった「アルゴル(ミュウツー)」をサンムーンに連れて来る事。
理由はこちらです。


ルファ君と誕生日が同じなんですね。
ミュウツーというポケモンは、ヒトによる遺伝子研究の末に誕生した存在で、
力だけを追い求めてしまったのか、遺伝子組み換えによって、戦闘能力を極限まで高められています。
初代ポケモンでは、強すぎるが故に科学者たちも手がつけられなくなり、ゲームクリア後に行ける
「ななしのどうくつ(ハナダのどうくつとも呼ばれる)」の最深部でたたずんでいました。
20年前に公開された、最初のポケモン映画も「ミュウツーの逆襲」という作品で、
ミュウツーは自らが生まれた理由と存在意義に苦悩し、自らを生み出したヒトを恨み、人類に逆襲をしかける
…という、内容でした。
自分自身、意識したつもりはこれっぽっちもないのですが、もしかするとアルゴルのキャラクターイメージの一部には幼き日に見た
「ミュウという純粋な存在から派生した、ミュウツーという最強のポケモン」
のイメージが格好良い、燃える最強キャラクター像として残っていて、無意識のうちにほんの少しだけ影響された可能性があるのでは?
…と、最近になって思う事があります。
そんなつもりは、全然ないというか、
S.S.S.を作っていた時期にはすっかりポケモンから離れていたので頭になかったんですけども。
なんにせよ、ミュウツーの逆襲の主題歌である小林幸子さんの「風といっしょに」は紛れもなく名曲だと思ってます。
大人になってから響くんだ、染みるんだ、これが。
機会があれば、ぜひ聴いてください。
「風といっしょに」を聴いた後に「タイプ:ワイルド」も聴くと効果はばつぐんです。
…とまぁ、そんなこんなで。


ミュウツーのアルゴル君。
過去作で捕まえたのを連れてきただけなので、性格厳選とか出来てませんが…彼は彼で照れ屋だと思います(汗)!
技:サイコブレイク
グロウパンチ
きあいだま
じこさいせい
サイコブレイクはミュウツー専用の強力な技。
ダークアルゴルの敵を精神的に追い詰めていく、邪悪な力のイメージです。
グロウパンチは攻撃と同時に己の攻撃力を強化する格闘技。
アルゴルはどんどん誰にも止められなくなっていく、とイメージから。
きあいだまは、己の気を巨大な玉として放つ高威力の格闘技です。
もう、言うなれば阿修羅覇凰拳みたいなイメージで覚えさせてます。
じこさいせいは名前通りの回復技。
ダークアルゴルの心情的には、独りなんです。
「絶対に自分は倒れられない」
だからこその自己回復。
とまぁ、かなりアルゴルだけあって格闘系メインになっており、
メガミュウツーXへのメガシンカ(戦闘中にする一時的な形態変化)をさせる気満々なのですが
「現時点ではメガミュウツーXにメガシンカするためのアイテム」を最新作のサンムーンで手に入れる手段がありません。
オノーレェ…
…もしかして、「ドわすれ」を覚えさせるべきだった…?
(特殊防御を高める技。アルゴルといえば、記憶喪失…)
頭を撫でると…
嫌がる
頭以外ならまぁまぁ…ってわかりにくいな!w
なにはともあれ、星は集った!


スピカは水で華麗に敵を翻弄し、

サビクは炎を纏いながら駆け、

ルファクは雷で敵を撃ち、

(撮影タイミングが悪かったけど)
アルゴルはその強き力で勝利を掴む。



アルナとアイリも応援したり、ぬいぐるみを身代わりにしたりしてます。
いやぁ、面白かった。
ポケモンでこんな遊びをしたのは初めてですw
これはこれで、あれこれ考えられて楽しいですね。
ここから先にはポケモンサンムーンのストーリーバレを含みますが…
(ネタバレ注意)
グラジオという金髪で緑の目をした中二病全開なお兄ちゃん(パートナーは仮面を身につけたポケモン)がライバル的存在で、
彼の妹である、戦いを好まない優しいお嬢様なリーリエがヒロインなんです。
リーリエは主人公と共に冒険していく中で、成長し、最初は常に誰かに守ってもらうだけでしたが、
最終的には自分の意思で行動出来るように成長していきます。
うん、なんていうかね…
知らないのに、知ってる!
すごい、既視感!
良くある感じと言えばそれまでなんですが、
我が子に似た人がテレビに出てて応援したくなるような感覚とでも申しましょうかw
あとはスカル団というチンピラ集団のボス・グズマには何故だかナガサーと似た空気を感じます。
ポケモンサンムーンのストーリーは、ヒロインであるリーリエの成長物語です。
主人公はそれを手助けする存在に過ぎません。
リーリエを好きになれない人には絶対に向かないし、リーリエを好きになれる人なら、たぶん良質なRPGとして楽しめるかと思います。