完全無欠の冒険者
スピカ・パルフェイ(Spica Parfait)
実験体:Vir-α(汎用性を重視タイプの1人目)
年齢:18歳
誕生日:5/11(誕生花は矢車草 花言葉は繊細、優雅)
身長:163cm
趣味:日記、子供や動物と遊ぶ事
好きな食べ物:イチゴ、甘いもの
嫌いなもの:周囲を困らせる人、うねうねしたもの
武器:サクレ・ソヴァール(片手剣)
一人称: 私
イメージカラー:青
イメージワード:春、凛々しさ(ヒーロー)とかわいさ(ヒロイン)の共存
デザインモチーフ:星と羽(羽根)
本名ではない。
スピカと名付けたのはゾルダート医療班のマリア。
パルフェイはゾルダート第1研究所を離れてから名乗り始めたもの。
(自ら「完璧(Parfait)」とは名乗らないタイプなので、マリアから「何かあった時に名乗ってね」と言われていたのかも)
誕生日も本来のものではなく、人生の区切りとして決めたもの。
5歳前後でゾルダート第1研究所へ連れてこられた。
その際に元の記憶を封じられているため、それ以前の記憶は皆無。
(故に擬似兄弟であるサビクやアルゴル達を本当の家族同然に思っている)
右利き。
名前の由来はおとめ座α星「スピカ」(α Vir)。
★性格
真面目で優しく、純真無垢。
困っている人を放っておけず、「知らない誰か」の喜びを自分の喜びと出来るタイプ。
一方で他人に迷惑をかける人間に対しては嫌悪感があり、敵対すれば容赦はしない。
内面としては感受性が強く、繊細。
幼少期は泣き虫でサビクの陰に隠れがちだった。
責任感が強く、良くも悪くもまっすぐな人間なので「サビクの代わりになる」と決めてからは
「1人で頑張らなければならない」という使命感に駆られていた。
冒険者やスピカが助けた人々の協力を受けて
「助け合う事で人はもっと強くなれる」事を学び、成長する。
「昔ながらの女性らしさ」に憧れがある。
プロフィールには記載していないが雨が嫌い。
雨上がりの空や空気は好き。
深い理由はない。
過去の嫌な事を思い出してしまうぐらいで外出したくないという程ではない。
★癖・口調
名言や格言の類を好む。
過去にサビクが言っていた
「一度走り出したら立ち止まるな。最後まで走り続けろ!」
は彼女を奮起させる原動力にもなっている。
語尾に「〜かな」がつく事が多い。
照れくさい発言をした後や、調子に乗っている時は「〜なんてね」と続けがち。
どんな時でも人助けが出来るよう、基本的に武器は持ち歩いている。
(武器を持っていないから助けられないという状況は作りたくない)
「〜だわ」「〜よね」「〜よ」「〜かしら」というような古風な女性口調は使わない。
口調自体は中性的で、男友達としても女友達としても成立するようなもの。
★容姿
青い髪をポニーテールにしている。
おしゃれをする時など、下ろしたり結び方を変える事もあるが、邪魔になりにくいので今の髪型は気に入っている。
(昔ながらの女性らしさに憧れているのであまり短くするつもりはない)
アホ毛が特徴的。
無駄のない細身な体型だが、胸も控えめサイズ(Bなのでまったくないワケではないが平均よりも小さく、歳下のアルナよりも小さいのを密かに気にしている)。
もう少しぐらい大きくなって欲しいと本人は思っているが、特に育つ気配はない。
★戦闘能力について
どのような環境でも活躍出来る、汎用性を重視した実験体だったが、結果として器用貧乏に。
(育成ゲームでステ振りをバランス型にした結果パッとしない状態になったイメージ)
そこに本人の繊細さが加わり、目立った活躍を見せる事はなかった。
そのためゾルダート上層部の評価は落ちこぼれ。
安定はしているので即処分する程ではないが期待をかけられる存在でもなかった。
ゾルダート第1研究所崩壊後、未来へ進む事をやめたサビクの代わりとなるため特訓に励む。
誰かに頼らず自分1人で戦うためにも、その手でより多くを救うためにも素早さに磨きをかけ、結果として現在はスピード型となっている。
得意技「エトワール・フィラント」は
エトワール・フィラントⅠ:突進しながらの一撃に全てをかけた速度重視
エトワール・フィラントⅡ:目の前を十字に斬る、威力重視
エトワール・フィラントⅤ:目にも止まらぬ速さで中範囲に五角星を描くような5連撃を仕掛ける、範囲と手数重視で一撃は浅い
エトワール・フィラントZERO:フェイント、移動技(背後に回り込む)
同一の構えから派生する剣技のため動きを読みにくい。
(ゲーム内のナガサー戦などでも技名言わないだけでこれを使っている設定)
「超必殺技」(テイルズで言うなら秘奥義)ポジションとして存在的な魔力を解放してオーラ的な光の翼が生えるものがある(未発表設定なので名前はド忘れ)
それ以外にも色々と技はある設定だが、具体的には決めていない。
対空技とか打ち上げ効果のある技はありそうだけど、飛び道具のイメージはない。
(真空波的なものを飛ばすより、自身が高速で斬り込む)
★武器について
片手剣「サクレ・ソヴァール」を愛用。
ホーリーアヴェンジャーをベースにゾルダート第1研究所内で独自の改良が施された武器。
断ち斬るのではなく、相手を負傷させ、戦力を奪う事を重視している。
形状的に鞘には収まらないため、魔法の布で包んで携帯している。
フランス語でサクレは「聖なる」、ソヴァールは「救世主」。
★食べ物の好き嫌い
イチゴが好き。
チョコやハチミツ、あんこなどの甘さも好き。
果実系は全体的に好きかも。
カレーは甘口派。
飲み物はコーヒーより紅茶派だが、コーヒーも普通に飲む(ミルク入りの方が好き)。
気持ちとしてはジュースを飲みたいと思っていても自制心があるので「今はお茶や水にしよう」が出来るタイプ。
嫌いな食べ物はゲテモノ以外特に思い浮かばないが、触手アピールしてくるものはうねうねを連想するのでできれば避けたい。
お好み焼きの上の鰹節なども良い気はしないかもしれない。
食べる量は普通よりちょっぴり少ないぐらい。
少食と呼ぶほど全然食べないワケではない。
我慢したり、健康のための意識ではなく、満腹にならなければいけないという意識がない。
空腹状態でいるのは当然つらい。
★料理
「料理下手」ではなく「苦手意識がある」が正解。
慣れていないので慌てて調味料を入れ間違えたり、順序を間違えたりする。
結果、出来上がった料理がイマイチ美味しくなくて「私、料理が苦手なのかな……」と落ち込む。
落ち着いてレシピ通りに作れば問題ない……が、また慌てて材料を入れ間違えたという。
★かわいいもの好き
女性らしさへの憧れもあり、わかりやすくかわいいものに惹かれがち。
ピンクのリボンなど、ちょっと幼いのでは?という気持ちは本人にもあったが、お店で見かけてかわいかったので思い切って購入した。
リボンも「星(ピンクの六角星)と羽デザインのネックレス」もヒーロー的な活躍をするようになってから購入したもの。
元の生活環境が人を人として扱わないような場所だったため、そこから離れ、依頼を受けた報酬で購入した。
過去の自分とは違うという「スイッチ」に似た役割のアイテム。
わかりにくいがネックレスにはチェーンがついていて、それを鎧のベルトに固定している。
猫のぬいぐるみも持っているが、元々施設では殺風景な部屋で生活していたので「かわいいものに囲まれたい」のではなく、
「お気に入りのかわいいものを大切にしたい」タイプ。
★ヒメちゃん
猫のヒメちゃんと暮らしている。
「ペットは飼い主に似る」という言葉があるが、どちらかと言うと「自分と似た存在にシンパシーを感じた」といった方が近い。
ヒメちゃん自身も優しく、誰かの役に立つ事が好きなので、スピカが気付かないところで密かに暮らしを支えている。
(マグカップが落ちそう→落ちたら壊れてスピカが怪我をするかも→頑張って落下を防ぎ元に戻しておく、など)
★日記
「音原田 九郎」とか「渋井丸 拓男」とか「リンド・L・テイラー」という名前は登場しない、ごく普通の日記。
誰にも言えない秘密は書いていないし、文字も下手ではないが、中を見ようとすると全力で阻止してくる。
乙女のプライバシーらしい。
嬉しかった事や、今日食べたもの、街で見かけたかわいいもの、気になる単語とかが書かれている。
★うねうね
ゾルダート時代からよく見ていた悪夢で「闇に飲み込まれる」ものがあり、
その闇がうねうね動いている事から無意識にそういった動きに嫌悪感を抱いている。
つまりスピカにとって、うねうね=闇と言っても過言ではない……?
なお、ピュアな人間なのでセクシーさへの耐性はない。
恥じらい、大事。
★よこしま
青と白の横縞がお気に入り(なんの話かはお察しください)。
★取巻き
スピカの周りにいるのは
眼鏡:ハイデル(ヒドラボールの彼)
スピカLOVE:キャシー
老人:ラザン
少女:ミミィ
犬:インディ
(情報屋:ディアナ)
ハイデル、キャシー、ラザン、ディアナの名前の由来はゲーメストの誤植。
ハイデルソン(ハイデルン、ハイデルンは度々誤植被害にあう)、キャシィ(キャミィ)、ザンギュラ(ザンギエフ)、ディアナノク(ディアナ17)。
ミミィは星七号の妹が幼かった頃の姿(あくまでイメージ)、インディは星七号の愛犬。
★誰も知らない
おとめ座由来なので本名は「アストライア」もしくは「アストレア」あたりかも?
星の乙女という意味なのだとか。
翼を持つ乙女で剣と天秤を持つ、タロットカード「正義」に描かれているのも彼女らしい。
(その天秤は「てんびん座」として別の星座になっているので、翼と剣の星乙女と考えられる)
とはいえ本人も知らない、ナガサー達もそこに興味はなかったのでスピカがそこに辿り着く事はなさそう。
★デザイン話
星七号の初期案では髪型はツーサイドアップだった。
カラーリングは青春の青と春っぽいカラー。
アナザーロードナイト的な存在だが、ヒーロー的な立ち位置という事で鎧は「おっぱいアーマー(胸の形がハッキリしたアレ。ロードナイト参照)」にはしたくなく、
希望として「ファイアーエムブレムのペガサスナイト」を例に出している。
そのためスピカはペガサスに乗った事がないものの、ペガサスナイトのイメージを一部引き継いでいる。
(最近はおっぱいアーマーのペガサスナイトも珍しくないけど、ここで主に話していたのはSFCの「聖戦の系譜」)
★キャラクターコンセプト
主人公っぽいキャラとヒロインっぽいキャラをそれぞれ出す枠がなかったので両立出来るキャラクター。
キャラを立たせつつ、こういう人はリアルで身近にいるかも……と思うような、そんな存在を目指した。