本日はSide:Shadowの主人公、テンジの誕生日です。
おめでとう!
テンジ「……あまりこういうのには慣れてないが……礼を言う、ありがとう」
テンジは元々、S.S.S.が何かしらのゲーム外展開をする事になった際に
主人公代理として活躍してもらうハズのキャラクターでした。
アマツ出身で和っぽくて、刀を鞘に納めたまま、鈍器のように扱う人。
この辺の基本設定はあまり変わりませんが、
その頃のテンジはもう少し熱血キャラ風味だった気がする。
気のせい?
S.S.S.って熱血キャラがいないじゃないですか。
星七号は割とそういうの好きなんですが、
強いて言うならスピカが一番熱血してる?と思うレベルで。
たしか名前は「テンジ・ヒノヤギ」だったかな?
漢字で書くと「火野柳 天司」。
モチーフの1つに宮本武蔵があったので、二天一流の天の字を拝借しています。
姓は「火之夜藝速男神(ひのやぎはやをのかみ)」から。
S.S.S.とちょうど同時期に放送が始まった、仮面ライダーオーズの主人公「火野 映司」と名前が似てるのは偶然です。
テンジのネタ考えてた頃はまだオーズの情報なかったですし。
結局、S.S.S.のゲーム外展開は特にしなかったので、
テンジというキャラクターはお蔵入りしました。
※
で、次に考えたのはS.S.S.とは無関係な別の物語の主要人物として再利用しようかな、と。
このテンジVer.2の名は間違いなく「テンジ・ヒノヤギ」でした。
テンジVer.2は二刀流の使い手でした。
物語の始まりでいきなり空腹のまま行き倒れていたところを、
巫女さんから(イチゴ味の)おにぎりを差し入れされて物語が始まるという。
この巫女さんの役割をSide:Shadowで果たしたのがランドルフですw
巫女さんがおじさまにw
ついでに、この巫女さんは
Side:Shadow EX1で登場した巫女さんと同一人物だったり。
最近、このテンジVer.2の設定まとめを発掘したのですが、
基本は今と同じですが、詩を書いたりするような一面も持っていて笑いましたw
結局、この企画も実現しなかったため、再びテンジというキャラクターはお蔵入りしました。
腹ペコ侍と、人々を救う使命を持った巫女と、うさんくさい忍者の冒険というのは
なかなか楽しく書けそうな気がしてたんですけどね。
※
そして、Side:Shadowに登場しているのが、テンジVer.3です。
言い直すなら、
テンジV3ッ!
テンジV3は自らの姓を名乗りません。
この理由はいずれ明かされますが、今回は「ヒノヤギ」ではなくなりました。
何故かッ!? それはまだ言えません!w
Side:Shadowを書くにあたって設定を作り直したので、
あれこれ昔とは変わりましたが、なんだかんだで気に入ってるキャラクターです。
テンジVer.2と
V3は熱血というか、静かに燃えるタイプですね。
これはサビクでも挑戦していた、
「男が惚れる男キャラ」について考えた際に、
「超熱血」か「静かに燃える男」のどちらかかな、と思いまして。
「超熱血」でも良いっちゃ良いんですけど、S.S.S.だしSide:Shadowだし、
太陽のように眩しい男にするのはなんか違う気がして、こんな味付けになりました。
性格や雰囲気ではサビクやルファクとあえて被せている面もちらほらありつつ、
「腹ペコ体質でなんでも食べる」とか、サビクに「殴らないのか?」と真顔で聞くとか、
微妙なポンコツ感はところどころに潜ませてます。
テンジ「……ポンコツ感……」
※
テンジというキャラクターが持つテーマや、
彼がSide:Shadowの主人公である由縁(?)的な部分はこれから徐々に明らかになっていくので、
引き続きお付き合いいただければ、と思います。
ぶっちゃけると、テンジのドット絵はVer.2の頃から既にあるんですが、
いつかちゃんとした形のキャラクターイラストを起こしていただきたいなぁ
という野心から公開しておりませんw
テンジ「……他に言っておく事はないか?」
3章、お待たせしております、申し訳ありません。
もう少しだけお時間をいただけたらと思います。
3章でも微妙にポンコツ感のあるテンジが見られると思います!
テンジ「……ポンコツ感……」
今後とも、テンジをよろしくお願い致します!